私は、「常に懐紙を持ち歩きましょう」とよく言っています。理由は、色々なシーンで便利に使えるから。
バッグに入れておくと、「あー、持っていてよかった」と思うことがよくあるので、皆さまにもことあるごとにおすすめしています。
懐紙の用途と入手方法
懐紙の使い方については、「教養マナーコース」の中でもお伝えしますし、アメブロでも記事にしています。「懐紙」で検索して、アクセスしてくださる方が多い人気記事のひとつです。
こちらでも、懐紙の「使いみち」と「どこで買えるか」についてまとめておきますね。
懐紙ってどんな風に使うの?

懐紙と聞くと、お茶席で和菓子の下に敷く紙というのが一般的なイメージだと思います。でも懐紙の用途は、それだけではありません。
・和菓子や天ぷらなど揚げ物の敷き紙
・メモ用紙や一筆箋
・折りたたんでポチ袋の代わりにする
・心付けなどを渡すときにお金を挟む
・食事のときに口元をふく
・コースター代わりや箸袋にする
・こぼしたものを拭き取る
・ハンカチの代わりにする
・和食で焼き魚の骨を取るとき、魚の頭を懐紙で押さえる
・食べ残しや魚の骨を隠す
・受け皿代わりに添える
・アロマを染み込ませてバッグに入れておく
ほかにもアイディア次第で、もっと色々な使い方ができるはずです。懐紙の素材は和紙なので、「書く」「拭く」「包む」が全てできるてしまいます。まさしく万能!
さほどかさばるものでもありませんし、大人の女性のたしなみとしてぜひバッグに入れておいてください。
懐紙はどこで買えるの?
さて、そんな便利な懐紙ですが、いざ買おうとするとどこに売っているかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。次のようなところに置いているので、ぜひ手に入れてください。
・デパートのリビング用品の売り場か文房具、お茶道具(茶せん等)の売り場
・東急ハンズなどバラエティショップの文房具売り場
・100均の台所用品売り場
もっと手軽に買いたい方には、ネットがおすすめ。
私のお気に入りは、辻徳 さん。ここの懐紙はオリジナルの柄がたくさんあって可愛いので、選ぶのも楽しいです。

辻徳で買ったモミジ、サクラの型抜き懐紙とリボン懐紙。
バッグの中で懐紙が折れ曲がったり汚れるのを防ぐには、「懐紙入れ」に入れておくのがおすすめ。懐紙入れにも色々な素材やサイズがありますが、写真のような紙製の懐紙入れなら、軽くてかさばりません。